LilyとRosieは双子の姉妹、いとこのTessは親がバレエダン
サーで家を空けるため、おばさんのLucyと一緒に暮らすこ
とになりました。3人の従兄弟たちとおばさんの楽しい生活
に加え、ご近所の素敵な方が登場します。
爽やかな空、紅茶の香りと焼きたてのお菓子の香り、暖かな
笑い声、通りを行きかう人々の笑顔。
それがCobble Streetです。3人の女の子を通して描かれる話
は誠実・夢・未来・友情。毎日のささやかな生活の中に喜び
を見出す物語は読んでいるこちらの気持ちまで暖かくしてく
れます。Cynthia Rylantさんの本を読んでいると、皆がこう
あれば世の中はもっと平和で暖かいものなんだろうなぁと考
えさせられます。
シリーズ最終巻に3人の従兄弟たちはチャーム付きのブレス
レットをプレゼントされます。チャームは未来の夢にちなみ
どんどんこれから増えるでしょう。こういうの憧れます(笑)
私の場合は生まれて半年の姪っ子にと早くも考えています。
The Cobble Street Cousins YL2.2~2.5 ★★★★☆
#1 In Aunt Lusy's Kitchen ISBN:0689817088 3,937words
#2 A Little shopping ISBN:0689817096 2,800words
#3 Special Gifts ISBN:0689817150 3,383words
#4 Some Good News ISBN:0689817126 2,900words
#5 Summer Party ISBN:0689834179 3,500words
#6 Wedding Flowers ISBN:0689834187 3,600words
ちょっと男性にはキツい世界かもしれません・・・(笑)
今回、この仲良し3人の物語を読んで何気に思ったのは洋画
や他の本でも仲良しグループが良く出てくること。
小さい頃からの親友同士分かちあった喜び、悲しみ、秘密。
いつもグループに名前をつけて何でも共有しあう親友という
パターンを映画や本で見かけます。
有名どころでは何といっても腹心の友、アンとダイアナ。
SacharのSixth Grade Secretsの秘密クラブ"Pig City"。
映画で小さい頃から一緒で何でも分かちあった女4人。
シッダは若手劇作家でもうすぐ結婚をする婚約者コナーと
ニューヨークで暮らしている。
タイム誌の取材で母の暴力につい記事がのり故郷ルイジアナ
に住んでいる母ヴィヴィは猛烈に怒る。
親子の喧嘩は熾烈を極め、ヴィヴィの50年来の友人達ティー
ンシー、ニーシー、キャロがこの親子のために立ち上がる。
ヴィヴィとこの3人はヤァヤァシスターズと名乗り、今まで
色々なことを分かちあっている。今回シッダとヴィヴィとの
喧嘩にはヴィヴィの過去が深く関係していた。
50年来の友達って凄い。私もおばあちゃんになったときに今
の友達とそんな付合いができていたら素敵だと思います。
Cobble Streetの3人も素敵だけど、こっちの方がもっと現実
的かもしれないです(笑)主演のサンドラ・ブロックの周り
の女優人のパワーは女の逞しさそのものです。
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