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みをつくし料理帖


女でありながら、有名料亭の調理場に立つことが許された
澪。大坂から江戸にやってきて、今は蕎麦屋の年老いた主
人に雇われる。しかし、澪の作る料理は江戸の男たちには
どうも口に合わない様子。

「お鳥見女房」の文庫本が出ない。
心がほっこりするような時代小説はないかと探し、この本
を知り早速注文。
あれほど大切に読もうと思ったのに…。

澪は大坂で働いていた店のご寮さんと長屋で暮らしています。
そこには様々な事情がありました。
それにしても、いわゆる雇う立場と雇われる立場が一緒に長
屋に住むとはいったい、どういことでしょう。

料理の話が面白く、関東と関西の違いは私も日々、感じるこ
とがあるので興味深いところです。
しかし、この小説の素敵なところは人の優しさそのものです。
みんな、それぞれ何か哀しさを抱いて生きている ―
だからこそ、お互いに助け合い、支え合い、小さな幸せを分
かち合うことで生きていることに感謝する。

現代のこのような厳しい生活状況が続き、先行きに明るさを
なかなか見いだせない日本。
「なぜ、どうして、いつの間に」と首をひねりたくなることも
あるのではないでしょうか。
美味しい水を舌の上で転がすように、心に響く様々な言葉を
楽しませてもらいました。
ゆっくりと飲み干すように、その言葉と人々のことに涙を飲
みました。

まだ2巻が出たばかりなので、これ以降は首を長くして待つ
だろうと思われます。
またひとつ、楽しみが増えて嬉しくなりました。
【2009/12/04 20:42】 和書 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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