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Anne of Green Gables そこには愛がある
0553153277Anne of Green Gables (Anne of Green Gables Novels (Paperback))
L. M. Montgomery

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Anne of Green Gablesを閉じました。
夢中になって読んだこの数日間。原書を読んで今までとは違う
ことを感じました。

※以下 雫興奮中につきネタばれまくっていると思うので
ご注意を。
まず具体的に感じたことは、前半のアンの大げさな言葉遣い。
これは読んでいるこっちも辟易するような大げささ。
でもその言葉の中にキラリと光るものがあります。2ページ
にわたるアンの話も時々笑ってしまうユーモアがあります。
そしてオチとして鋭いマリラのツッコミ。
これが村岡花子訳で抜けているのを知ったとき、私は愕然と
しました。関西人にとってオチがないほど辛いものはない!

マシュウの愛。
とてもshyなマシュウ。彼の愛がアンとマリラにとってどれ
だけ大きいものだったか。
私が今まで感じていたのはマシュウのアンに対する愛情です。
でもマシュウは彼の真面目で頑固で現実的な妹をとても大き
な愛で見守っていたのではないでしょうか。マシュウが亡く
なってからのマリラはとても気弱で読んでいて涙がでるほど
です。マリラにとってかけがえのないお兄さんだったのです。
アンもその穏やかで深い愛情に触れ、彼を愛しました。
生まれてすぐ両親が亡くなり辛い時期を送ったアンにとって
マシュウの無垢な愛は大きな喜びだったのではないでしょう
か。愛してほしいというばかりではない。
日々の暮らしの中でお互いに向きあい相手を思いやることで
愛が育っていったこの家族。
シンプルで大切なことを今でもたくさんの人々に伝えている
のだと思います。と言いつつモンゴメリの不幸な結婚を思い
浮かべて複雑な心境でもあります。


日本語訳が完訳されていないことは知っていましたが実際に
原書を読むにあたり、ここだけは抜けていたことが謎な部分。
マシュウが亡くなった夜にマリラがアンに語りかけた言葉。

I don't know what I'd do if you weren't here
―if you never come
Oh,Anne,I know I've been kind of strict and harsh
with you maybe―but you musutn't think I didn't
love you as well as Matthew did,for all that.
I want to tell you now when I can.
It's never been easy for me to say things out of
my heart,But at times like this it's easier.
I love you as dear as if you were my own flesh and
blood and you've been my joy and comfort ever since
you came to Green Gables.

これ、村岡花子さんの訳では
「二人はともに泣き、ともになぐさめあった」

それでいいのか!?
マリラのアンに対する愛情は他からも分かります。
が!マリラは普段から愛情をおおっぴらに見せる女性では
ないのです。なのにここは削ってよいのか!?何か事情でも
あったのでしょうか。今となっては永遠の謎です。
このセリフ、アニメ「赤毛のアン」で出てきた時は驚きまし
た。アニメでの創作かとその時は思いましたが、後になって
これが村岡訳で抜けていると知りました。実際に原書で読め
ばこれが無いなんて・・・と思うばかり。日本語訳を否定して
いるのではありません。でも正直言って「そりゃないよ」と
いう気持ちです。
原書を読めるチャンスにめぐり逢い、私はラッキーです。

飛ばし読みだから細かい部分が分からない?
本は行間の空白も読み取れるもの。感嘆符一つとっても物語
の世界で色々と想像することは贅沢なことかもしれません。

ISBN: 0553153277 ★★★★★+∞
よみやすさレベル(7.5) 総語数86,500words

ということで910,000語を通過しました。
このままアンワールドにはまっておきたいのですがキリン
の連続は危険なので考え中。
【2005/07/08 06:59】 Anne | トラックバック(0) | コメント(0) |
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